本日2月19日は我が家の受け渡しの日である。
ついに、この日がやってきた。(感慨深い)
さて、受け渡しとは工務店と設計事務所と施主で家の各所を見て回り、最終的にOKですと言うことで署名捺印を行い、鍵を受け取ることをいう。
この日、家内は午後3時過ぎまで仕事だったため、受け渡しの時間は午後4時とした。
あさ、9時30分頃だろうか、住まいの伏見の電気屋さんから電話があり、ポストの位置を決めるので来て欲しいという。
早速子供2人をつれて我が家に向かう。
現場では電気屋さん一人と大工さん一人が最終的な工事を行っていた。
しばらく話をしていると「住まいの伏見」営業の西川さんも合流、プレゼント価格で作って頂いた「ダイニングテーブル」を持って来てくれていた。
話にはちょっと聞いていたが、実物を見るのはこれが初めて、ちょっと濃い茶色の雰囲気のある無垢のダイニングテーブルで、かなり重く、電気屋さんと大工さんと西川さんでヤット搬入、リビングの中央にで~~んと置かれた。
「これが神代桂(じんだいかつら)のテーブルです。」と西川さん
「これが神代桂ですか」と僕
神代桂とは数百年から数千年土の中に埋もれていた桂の木で、とにかく堅く、とにかく珍しいらしい。
大きさは2m×1.4mくらい。
チャームポイントにテーブルの中央部に「なすのマーク」が!
なんでもこのなすの部分はちょうど朽ち果てて腐っていた部分らしい。
住まいの伏見の凄腕職人集団の中でも最長老の方の作品というのでさらにありがたい!
「これでご飯食べるのなんかもったいないようですね~」と僕
そんな事を聞いていると電気屋さんが、「ポストの位置きめてくれるかな」とのことなので、「ポストはこのあたりにお願いします」と玄関の手前一メートルくらいのところをお願いする、やおら作業開始、あっという間にポストは設置完了した。
そこで電気屋さん「インターホンはどうします?このポストの横に付ける?」と質問
僕としては現在のポストの位置は外構工事の終わるまでの暫定のつもりなので、
「あの~インターホンはポストとは独立したポールに付けたいんですが・・・」
「ああそう 」と電気やさん
「じゃぁぼく、ちょっとよさそうなポールをホームセンター行って買ってきますね~」
と電気屋さんを残しインターホンの買い出しに出かける。
最初は「枕木」みたいなのにインターホンを付けるとかっこいいなぁ~と思ったが、実際ホームセンターに行ってみると売っている枕木は本物では無く、それもかなりでかい、・・・
ちょっとイメージ違うなぁ~といろいろ物色した結果、焼きの入った「木の杭」を一本購入して家路についた。
この日は我が家の「完成見学会」で「上平設計室」「住まいの伏見」各社のこれから家を建てるお客さんが我が家を参考に見学に訪れている。
上平設計室の上平さんもやってこられ、見学のお客さんにいろいろと説明、言葉にも力が入っている(かな?)
こんな田舎までご苦労様です、と思いつつお客さんを眺める、夫婦で来られた方、おじいさんやおばあさんと来られた方、小さな子連れの方・・・様々である、隅々まで我が家を見てもらえるものうれしいような、恥ずかしいような・・・
そんな人がいっぱいの中、インターホン設置作業はつづき、10分くらいだろうか?
インターホンの設置も完了。
パナソニックのカメラ付きインターホンで試しに押してみると「ピンポーン」となる。
インターホンを押しただけでテンションが上がるのもの今だけか!
さてそんな状況下でも見学のお客さんはいろいろと我が家を見て回っている。
そんな方々のコメントも気になりながらも「聞きたいような・・聞きたくないような・・」
そんなこんなで、あっという間にお昼に突入。
この頃になると、近所の「我が家が気になっていた方々」もイベントに気がついて見学に来られる。
近所のひとには今後のつきあいもあるのでやおら接待も気をつかう。
「どんな家になるのか、興味津々だったんよ~」とお言葉を頂く
今日の16時までです、とつたえると、ご主人がどうしてもみたいと行っていたと言いながら連絡を取っている方なんかもいる。
13時前くらいだろうか、住まいの伏見の大久保社長もご婦人と一緒にあらわれて、上平さんと3人でいろいろと確認、キッチンのIHヒーターの奥に小さなガラスの壁(?)見たいのをお願いしていたものが、どうやらついていないと言うことで設置をお願いした。
2回の本棚も真ん中に支えが無くちょっとたわんでくるかな?と個人的には思ったが、大久保社長、上平さん共にたぶん木が厚いから大丈夫とのことなので、取りあえず様子を見ることにした。
2階の杉板の床のメンテナンスについて訪ねたところ、大久保社長が「水性樹脂をぬればいい」的なことをおっしゃっていたのだが、その後忙しくて詳しく聞きそびれてしまった・・・・これはおいおい聞かなくてはいけないなぁ
あと、外構工事もお願いしているが、これまた超低予算のため「4月までちょっとまって」とのこと、外構に関してはまたレポートしよう。
昼過ぎにも第2陣のお客さんが来訪、近所の方も含めると思いの外多い来客となった。
そして夕方、仕事おわりの家内が合流して最終的な話し合い。
ここでの話は主にお金のこと、銀行からの振込がいくら、それ以外に伏見さんに立て替えて頂いている建築費以外のお金の明細の説明(システムキッチンのグレードアップ差額分、ユニットバスのグレードアップ差額分、テーブル代、水道の負担金、建物登記の司法書士への代金、税金など)総額120万円くらいかな・・・(働かねば・・)
そして捺印
日も暮れてきた。
挨拶をして、大久保さんも 上平さんも 西川さんも 家路へと変える
家族だけになって改めて家を見る。
すごく素敵だ。
このブログの前半部分にもあるように、途方に暮れていたのが嘘のようだ
予算的にも、満足感的にも、品質的にも
すべてにおいて上平さんにお願いして、伏見さんにお願いして 本当に良かったとおもう。
ブログはまだまだ続きます。
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