高血圧が生命保険に入る。




生命保険のお話

住宅ローンの手続きも完了し、土地代・及び建物の最初の決済が完了した。
最後の支払は建物の引き渡し後となるが、それもあと2ヶ月程度、そしていよいよ住宅ローンの返済がスタートするわけだが、住宅ローンと言えばかならず入らなければならないのが団体信用生命保険と火災保険である。

さて、今回はその生命保険のお話、我が家の場合主債務者が家内(僕は自営業者のため主債務者にはなれなかった)のため、当然団体信用生命保険も家内が入ることになる。ろうきんの場合団信の保険料は毎月の返済額の中に含まれているらしく、保険だけの料金が表に出てこないため何となくお得感がある。(実際のところ普通に保険料は必要なのだが)

しかしここで問題なのは僕が死んだ場合となる。家内にもしもの事があった場合、保険で事が終わるために僕的には問題ないが、僕が死んだ場合、大変な重圧が家内にのしかかることになる。

このため僕が「死亡保険」に加入する必要が出てきた。
ところがである、実の僕は血圧が高い、その上昔痛風歴がある。このため現在加入している「全労済」の共済保険は今となってはプランアップさえできない状態となっている。

症状はごく軽いもので、入院歴もなく健康診断で何度か血圧が高かったため、医者が「血圧の薬をはじめましょう!」と言うのりではじめたものだった。
あと、痛風に関しても数年前に一度発作が出て、それ以来何年も薬を飲み続けているが、それ以降発作は出ていない。

という感じの症状ではあるが、残念ながら「高血圧」も「痛風」も生命保険の告知義務に該当すると言うことで全労済ではアウトとなっていた。

これまで生命保険についてはかなりおざなりにしてきたが、実際に入ろうとするとこれらの症状により如何にハードルが高いものになっていたことか・・と言うぐあいだ。

と言うことでまずはNETで調べる。
調べてみると、こういった「持病・既往症」があっても加入できる保険はいろいろとあるがどの保険も一応に普通の保険よりも保険料が高いのに、普通の保険よりも保証が薄い!その上「死亡保険」ともなると本当になくて、あっても死亡時の保険料が最高でも数百万円しかないものがほとんど。

これには本当に焦った。

しかし、最近はちゃんと告知さえすれば普通には入れるとか、いろいろな書き込みを発見する。実際のところその人それぞれという感じのようだ。

最初にチャレンジしたのは「ネクスティア生命」と言うWEB専業生命保険、何でも満足度がTOPと言う触れ込みが踊っている。
NETの申込オンリーのため早速入力してみる、まずは住所や名前、年収や仕事などを入力、その後「告知画面」正直に高血圧と痛風の事を入力して「次に」ボタンを推したところ
「お客差な情報を弊社基準にて審査致しましたところ、残念ながらお申し込みいただけません」と言う画面が表示され、それ以上進めなくなってしまった。

「が~~~~~ん!」
基準も何も告知したら全部アウトかよ!!!
と思いつつ、今度は一括申請サイトを使って片っ端から資料請求してみる。

ちなみにいろいろと試してみると「DIY生命」が妙に保険料が安い。
これは魅力的だな~と思っていたが、どうやらここは毎年更新で保険料も毎年更新となるみたいだ、ここはやはり終身保険的なものがいいのではと思った。

一括資料請求後は電話の嵐と、大量の資料が届く。
特に「アフラック」などはプランごとに一つの封筒で大量の資料が届く、あまりの多さに見るのが面倒くさくなる。

ここで頭一つ抜けたのが「三井生命」だった。
2日後、直接営業さんが訪れ、「持病持ちでも加入できる保険」や「普通の保険」など、いろいろと説明してくれた。
なかでも「たとえ既往症があったとしても、きちんと治療されていて現在問題がなければ加入できる可能性が高い」と教えてくれたのには喜んだ。

営業さんの話では、最近はきちんと告知さえしてくれれば、普通の保険に入れる可能性が非常に高くなっていると言うことだった。

ただし、「現在飲んでいる薬」「健康診断の結果の紙」などは必要らしい。
全く門前払いだったどこかの生命保険とは大違いだ。

既往症がある人は営業さんにとりあえず相談してみることをお奨めする。

ちなみに日本生命さんもOKだったが最終的に保険料的に割安だった三井生命の「ベクトルX」に決定した。

しまし、まさか生命保険に入るのにこんなに苦労するとは思わなかった。
健康な皆さんは健康なうちに加入しておくことを心からおすすめする。



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