無垢材のカウンターテーブルに柿渋を塗布




無垢材のキッチンのカウンターテーブル、濡れた鍋やらヤカンやら皿やらを置いていたところ、輪染みがいっぱい出来てしまいました。。。。

これはちょっと。。。ということで、いろいろと策をねります。

近所のホームセンターに出かけて、いい手はないかな~

テーブルで使っている蜜蝋もいいですが、ホームセンターの塗料売り場を物色中、いいものを発見しました。

「柿渋」です。

柿渋は柿を発酵させたもので、昔から日本で木材の防虫、防水用に使用されてきたそうです。

ウィキペディアを引用すると、下記のとおり

「文献で最初に記載されているのは10世紀頃であり、漆の下塗りに使用された記録が残っている。また、衣類に使用したのは、平安時代の下級の侍が着ていた「柿衣」(柿渋色は時に桧皮色とも混同され桧皮着:ひわだぎとも呼ばれた)がその始まりとされる。また民間薬として、火傷や霜焼、血圧降下や解毒などに効くとして盛んに利用された。

カキタンニンには防腐作用があるため、即身仏(ミイラ)に塗布したり、水中で用いる魚網や釣り糸の防腐と、強度を増すために古くから用いられてきた。また、木工品や木材建築の塗装の下地塗りにも用いる。縄灰と混ぜて外壁の塗装にも使用された。更に紙に塗って乾燥させると硬く頑丈になり防水機能も有するようになるため、かつてはうちわや傘、紙衣の材料として用いられ[1]、現在でも染色の型紙などの紙工芸の素材としても重要である。」

塗ると木材の色も次第にオークになるらしく楽しみです。

そして購入。

まずは下地づくりにと、カウンターを280番のペーパーを付けたサンダーで削り、輪染みや汚れを削り取りました。

そして塗装です。
刷毛で一気に塗っていきます。

水性塗料なので塗布に難しいところはありません。

一点問題は、非常にくさいです、ぎんなんの腐ったにおいがします。

作業は30分ほどで終了。

乾燥を待ちます。

しかし臭いです。塗布後3日、まだまだ臭いです。家族には大ひんしゅくです!
色はちょっとずつ濃くなっている気がします。

1週間経過、まだ臭いです。
家族には相変わらず大ひんしゅくです。
本来は2度塗りですが、1度しか濡れそうにありません。

2014年8月追記

塗布から1年以上たちました。
完全に水を弾くという感じではありませんが、輪染みも出来にくく、色もよい感じでついていい感じです。

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