ついに工務店と契約、「材木オタク」社長との出会い!




本日「住まいの伏見」さんと本契約をする運びとなった。
伏見さんの事務所は「早島」と言うところに有り、我が家からは50分くらい車で行った場所にある。
住まいの伏見
若干わかりにくく迷ったが、何とか到着、設計士の上平さんが先に到着していて待っていてくれた。

事務所に入るとなかは「木」の美しい柱組で超おしゃれな感じ、社長様と奥様、営業の西川さん、設計士の上平さん、そして我が家の家族4人というメンツである。

しばらくは雑談、子供たちはいつの間にかジュースやお菓子をいただき、むしゃむしゃ食べている。

そこでまず、伏見の社長の大久保さんが見せてくれたのが、木と木の継ぎ目の工法について。
伏見さんの建てる家ではこの木の継ぎ目はすべて「手刻み」と言う工法を使うという。
通常の木造建築の場合、「プレカット」と呼ばれる工場で機械加工された仕様のものを使うのがほとんどと言うが、伏見さんでは伝統工法である「手刻み」にこだわり、すべて現場で切り出しているのだという。

さらに伏見さんの職人は全員社員、これは伝統工法を伝承するための職人を養成したいという大久保さんのポリシーで、職人にいい仕事をしてもらうためにも必須なことという。

あつい!、暮らしの伏見の大久保社長!本当に熱い人だ!!!!!!!!!!!!!

社長の話はまだまだ続く、伏見さんでは「集成材」はほとんど使わずに無垢材を使用する。

(※:集成材(しゅうせいざい;Laminated wood)とは、断面寸法の小さい木材(板材)を接着 剤で再構成して作られる木質材料である。構造用と造作用に分類され、主に建材や テーブルの天板などの家具素材として用いられる。)

子供にアレルギーのある我が家では天然木である無垢材を使ってもらえるのは非常にうれしいが、コストの面や「人工乾燥」という過程を経ないとひずんで使い物にならないという話を聞いていたため、眼中になかった。

さらに伏見さんで使用する無垢材は、自社倉庫で自然乾燥を長期間行っているため、ひずみがでない!と言うのである。

通常、木造の新築の場合、工務店はオーダーがあってから建築用の木を仕入れるが、伏見さんではあらかじめ膨大な乾燥された無垢材を大量にストックしており、家をオーダーすると、在庫のなかから材料を選び使用するため、コストも集成材と変わらないと言う。

驚いた、これには本当に驚いた。

社長さんの人柄にも惚れてしまった、これは本当に良い出会いだったのではないだろうか。

そして、本契約ははんこをついて終了。

その後、大久保社長自慢の材木倉庫を見学させてもらう。

「こりゃすごいなぁ~、製材所でもこんなに木を持ってないよ~」と上平氏まで驚いている。

社長さんに一つ一つ解説してもらう

「これは栗だよ~とか、これは○○だよ~」など、教えてもらうが(悪く言えば材木オタクともいえるが、本当にすごい、ほとんどすべての種類の木が、それも大量にストックされている。)なにぶん素人なので、今ひとつぴんとこないが、同行している上平氏がかなり興奮状態なのをみると、相当すごいのだと思う。

解散後の感想、いい出会いをした。
どんな家ができるのか、本当に楽しみになった。

コメント

  1. ゲスト より:

    無垢材ばかりがいいとは限りません。
    集製材も最近はシックハウス対策がちゃんとできており、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド等を含まない☆☆☆☆四つ星マークのついた接着剤で作られ承認されています。
    狂いはないし加工もしやすく大壁構造の住宅には最適な材料です。
    曲面加工などにはもってこいです。

    • admin より:

      こんにちは、わが家もはじめから無垢材にこだわっていたわけではありませんが、無垢の家を建てて見て一番良かったのは満足感ですね。
      壁紙も一切使わず、漆喰と無垢材でできた室内は一年立っても見あきません(^^)

  2. ゲスト より:

    加工コストは断然プレカット。