我が家の庭はすごく広い。
なのでシンボルツリーを植えることにした。
とはいえ、まだ工事中なので実際に植えるのは来年の2月以降になるのだが。
さて、そう決めると何を植えようかとわくわくする。
僕は黄色く紅葉する木が大好きなので、基本路線は「黄色く紅葉する木」である。
そもそもなぜ黄色く紅葉する木が好きなのかというと、僕は「論語」や「儒学」「山田方谷」が大好きで、そんな関係から岡山の備前にある「閑谷学校」に言ったことがある。
そのときの紅葉の美しさが非常に印象的ですっかり黄色く紅葉する木が好きになってしまった。
そうなると、庭に植える木ももちろん閑谷学校に生えている「カイノキ」と言うことになる。「カイノキ」は別名「学問の木」とか「孔子の木」と呼ばれ、まさに僕の趣味に合致している。
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カイノキ(楷樹)はウルシ科カイノキ属の落葉高木。別名カイジュ、トネリバハゼ、ランシンボク(爛心木)、ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)。学名は Pistacia chinensis Bunge。東アジアの温暖な地域に自生する。同じウルシ科のピスタチオとは同属で近縁。
カイノキは直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っているこから楷書にちなんで名付けられたとされる。
雌雄異株で樹高は20-30m、幹の直径は1mほどになる。
葉は偶数羽状複葉だが、奇数の葉が混じることがある。小葉は5-9対で倒卵披針形で濃い緑色をしている。秋には美しく紅葉する。
花は円錐花序で、4-5月に葉に先立って花を咲かせる。雄花は淡黄色、雌花は紅色を呈する。
秋には5-6mmの赤い球形の果実を房状につける。実は熟すると紫色になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%AD
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この閑谷学校のカイノキであるが、閑谷学校に生えているカイノキは中国の山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木で、日本には1915年に孔林で採られた種子が伝えられ、東京都目黒区の林業試験場(現在の林試の森公園)に植えられた。
その後分けられたものの一つという大変ゆう所あるものでできれば、この木の子供が欲しいと思った。
ちょうど会社で週末に閑谷学校に紅葉を見に行くという人がいたので「お願い、種とってきて!」と依頼する。
数日後、種を拾って来て切れたので早速発芽方法を調べると
「60%の濃硫酸に30~40分間つけ込む!」と書いている
「何じゃそりゃ~~~」
どうやら「カイノキ」を発芽させるのは相当難しいらしい。
ちなみに岡山県では、街路樹として「カイノキ」が割とたくさん植えられていて、毎日通る道にも一本生えている。
「いいなぁ~枝もらっって挿し木できないかな~」などと考えつつも、仕方なく造園業者をあたってみる。
と、あった!
2mで9000円、3mだと17000円だという。
これで理想に庭を造るぞ!
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